株式会社メルペイ
Cloud Runでサービスを作るためのアーキテクチャのTipsとコストの話Cloud Runを中心にサーバーレスでサービスを開発・運用することを通して学んだアーキテクチャのTipや、実際のコストの話を解説します。
サーバーレスでは呼び出し回数で課金されることが多く、一般的なサーバーと違い起動時間で主に課金されることは少ないです。
そのため、課金額がアーキテクチャや処理のフローに大きく依存します。
より安くサービスを運用するためには、効率的にアーキテクチャを構成し、それに応じてメッセージングの方法も考える必要があります。
サービスの特質(利用時間、ユーザー数など)によってもサーバーレスが効率的に使えるかどうかも変わります。
包括的に、かつ、実用的な観点でサーバーレスを知ることのできる発表を予定しています。
どのような人へ聞いてほしいかサーバーレスに興味があるがプロダクションレベルのサービスへの導入は躊躇がある方へ、ぜひ聞いてほしいです。
本発表を聞いて、作りたいサービスとの相性を考えられるようになり、Cloud Runを中心とするサーバーレスの選定ができるなることが目標です。
また、その上でどのように作ればいいのかの方法論や、コストの話も含めて参考になれれば嬉しいです。
2019年4月にメルペイSREチームに新卒入社。GCP上のCloud Spannerの監視・モニタリング、GKEクラスタのネットワークレベルの監視に最近は注力してきました。 社内で使っているWi−Fi打刻システムのWIASや多くのサーバーレスでの開発経験から、「サービスを作る」という実用的な観点で Cloud Runを中心に、サーバーレスを解説していきます。